在宅介護日記

要介護2の父と要支援1の母の在宅介護生活を綴っていきます

母の初診

神経内科を受診

先日、紹介状を書いて頂いた病院に金曜日に行ってきました。

私は初めての病院。
病院というか医院ですね。
こじんまりとしたクリニックでした。

紹介状とメモ(母の今までの行動などをまとめたもの)を受付に出し名前を書いて待つこと40分。
待ち時間が思ったよりも長かったです。
母も待ちくたびれてウトウトしていました。

診察室へ

名前を呼ばれて診察室に母と二人で入室。
ハキハキとした女医さんです。

2年前に受診した記録もあり帯状疱疹で皮膚科に通院中に腹痛で来ていたようです。

今回の紹介状には「頭部の検査をしてくださいと書かれていますが今まで脳のCTなど撮ったことありますか?」と母に質問。

私の心の中は「えええ~、メモに受診拒否のことを書いていたけどいきなりの質問で大丈夫?」とハラハラ💦

意外にも母は普通に「今まで受けたことはないと思います」と答えました。
本当は17年ほど前に1度、脳ドックを受けているんだけど昔すぎるからまぁいいか。

生活で困った事などないか、探し物が増えたとか物忘れについて、趣味の話や普段の生活についての質問をされました。

母は質問されて答えに困ったときにはこちらを見ます。
その時は私が答えましたが趣味の話などは楽しそうに話していました。

一通り聞き終わったところで母はCT撮影に看護師さんに連れていかれました。

女医さんと話す

母が席を外したところで母について聞かれました。
ほぼ、メモに書いていましたが書き忘れていたことがあったのでそれを話しました。

CTから戻ってきたら長谷川式の検査をするとのこと。
私は待合室で待ち検査が終わったら呼ばれるようです。

検査結果

名前を呼ばれ診察室へ。
CT検査の結果をCTを見ながら説明してくれました。

思ったよりも萎縮はしてないっぽい。
記憶に関する場所のシミもよくわからない。

長谷川式の点数も26点だったかな。
かなり答えられたようで今日は日にちと曜日も答えられたようです。

点数を落としたところは三つの単語を覚えるというのがヒントなしではダメだったようです。
記憶はやはり落ちている様子。

先生からは出来るだけ現状維持できるように薬(メマンチン)を出してもらいました。
あと、人と交流したり体を動かすことがよいとのことでデイを進められました。
趣味の絵画を描くことやどこかで人と交流できればよいような感じでしたが、介護保険の申請も2か月くらいかかるので早めにしておいて「行ってみようかな」と思ったときに使えるようにしておいたらいいですよ。と勧めてくれました。

私はこのチャンスを逃さずに「どこで申請すればいいですか?」とさり気なく聞き先生は「地域包括センターがいいですよ。すぐ近くにあります」と返答。
私は母の気が変わらないうちに行こうと決意!

次の診察は約1か月後。
薬が切れる前に来てくださいとのこと。
やっと一歩前進しました。

クリニックから薬局へ行きその足で包括へ。
私は何度も行っているので母にも「父のことで相談に何度か来たことあるんだよ」と伝えました。

介護保険の申請は事務的に終わると思っていましたが母と一緒に行ったからでしょうか。
また、そこで「困りごとなどはないですか」から始まり申請の理由などを聞かれちょっとヒヤヒヤしました。
とりあえず、申請も終わり疲れたのでファミレスで食事をして帰りました。 なぜか母は上機嫌でしたね。色々な人と会話できたから?

翌日

起きてきたと思ったら機嫌が悪そう。
昼食を作って呼ぶと自分の部屋で食べると言う。
「だました人と一緒に食べたくない」と一言。

昨日は気付かなかったけど今日になって分かったのね。
下手に言い訳するのも何なのでしばらく距離をとることに。
夕方、晩御飯のときには普通に戻っていました。

心の中で整理がすんだのか、忘れたのかわかりませんがとりあえずよかったです。