在宅介護日記

要介護2の父と要支援1の母の在宅介護生活を綴っていきます

病室を移動

病室を移動して混乱

日曜に父の面会に行ってきました。
ナースステーションで声をかけると「部屋を移動した」とのこと。
今まではナースステーションのすぐ近くでしたが少し離れました。
状態が落ち着いてきたからかな?

しかし、父は病室を移動したことで混乱していました。
ベッドの位置も窓際に変更。
外の景色は木が見えるので季節感が少しは感じられるかな。

父の視界

部屋が変わったことで天井の模様も変わり「国道がどこかわからなくなった」と不安そうでした。
「今が9月だからいつ帰れるんか」と。
やっと年末気分からは脱却できていましたが今度は10月になっていない😅

カレンダーは近くにあるけど意味ないかも・・・

それよりやはり天井の模様(地図)が変わったことで情緒不安定気味。

父「すぐに帰れると思ったのにいつまでおらせるつもりか?」
私「もう少しリハビリしてからじゃないと家は難しいよ、段差もあるし」
父「帰りたい、」といい涙ぐむ。
父「もう死んだほうがマシ」

父はよく「死にたい」とか「死んだほうがマシ」と言います。
ツライから出る言葉なのでしょうが何度聞いてもこちらもツライ。

家でも思い通りにならないとこの言葉がよく出ていたので今後、家に帰ってきてもまた毎日のように聞くことになるのでしょう。

自分で「何でも出来る」と思っているところが認知症の怖いところです。

転倒リスクも今までよりもかなり高くなっていると思うので昼間もセンサーが必要になりそうです。

今の病院でも昼間もセンサーで見守りです。
入院時はナースコールが置いてありましたが、父が使わないのか逆に押しまくるのか届かない位置に置かれています。

不穏になる前に話題を変更

私「一昨日、眼科に行って待ち時間に初めてY(商業施設)に行ったけどかなり田舎のほうにあるんだね」
父「Yに行ったんか、そう周りに何もない」
私「川沿いに歩いて行ったんだけど田んぼしかなくてびっくりした」
父「それは裏、道路のほうからも行ける」
私「そうなんだね、初めて行ったからわからなかった。バイクに乗っていたから詳しいね」
父「そうか」

以前、父がよく行っていた場所の話で少し笑顔が見れました。
その後、母や妹のことを聞かれ元気だと伝えると「もう帰っていい」とのこと。
時間もちょうどいい感じだったのでそのまま引き上げました。

地域包括病棟

今、入っているのが地域包括病棟のせいかリハビリ以外のときはほぼベッドで寝ているので心配です。
たまに食堂で風船バレーなどもしているようですが基本的に他人とのコミュニケーションが苦手なため断ることも多いのではないかと思います。

着替えもしているときもあるけどパジャマのときも多く回復病棟と違いスパルタじゃないため自分で着替えもできないまま帰ってきそうな予感が。

今後について

今の状態を見ると家で面倒見れるか心配になってきました。
母のこともあるしちょっと不安です。
ちなみに母は暗くなってから散歩に行くようになりました。
以前は「暗いときに歩くのは怖いから嫌」と言っていたのに・・・
たまに付き合いますがひとりだと道に迷わないか帰ってくるまで心配。
今後、色々問題が出てきそうです。