在宅介護日記

要介護2の父と要支援1の母の在宅介護生活を綴っていきます

帰省した妹との面会

妹との面会

面会、当日まで父には内緒。
妹は空港から父の入院している病院の最寄り駅で降車。
そこからタクシーで病院へ。

病院に着き面会受付をして病室へGO!
転院して4回目の面会になるので方向音痴な私もどうにか病室までの道を覚えました😅 病室に入り声をかけると妹を見て父がびっくりしていました。
ちゃんと見分けはついていて涙ぐみながらの久しぶりの再会。

父と妹の会話

妹「こんにちは」
父「○○か!」
妹「お久しぶりです」
父「元気か」
妹「元気だよ、ココの住み心地はどう」
父「・・・」ウルウルして声にならず。
しばらく沈黙。

父が天井を見つめ電気をつなぐコンセントみたいなところを指さし「あれがココ、地図になっとる」
天井を見ると穴が無数に開いていてそれが家に見え、板のつなぎ目は道路に見えるらしい。
父「ココのすぐそばに自動車学校がある」
妹「そうなんだ」

また沈黙してしまったのでとりあえず声掛け。
私「うちはどの辺になる?」
父「あっちのほう」と指をさす。
私「そっか~、私は地図がよくわからんけどお父さん凄いね」

妹「ココは入浴が週2回あるんだね」
父「うん」
私「水曜と土曜だから家で入っていた日と同じだね。」
父「そうだったか?」
私「ココでは浴槽に入れるんだよね?」
父「浴槽に入れるけどシャワーで・・・モゴモゴ」
妹「浴槽に入れるのはいいね、すっきりできそう」

父「明日、帰れるか?」
私「明日は難しいと思うよ」
妹「リハビリしてからじゃないと帰れないんじゃない」
父「年が明けたら帰れるんか?」
私「今は9月だよ」
妹「私は半袖着てる」
父「まだ9月か」

こんな感じでいつも通りちょっと謎の会話ができました。

父との会話の感想

病院を出て帰りはバス停まで歩く。
バス停で父との会話はどうだったか聞いてみる。

「思ったよりも普通に話せてよかった。ただ天井が地図っていうのが妄想なのかな」

妹が見なくてよかった急性期病院の頃の父

急性期病院では派手なつなぎ&足の拘束でしたが、転院して点滴も外れパジャマ姿でしたが穏やかな父に会えて一安心したのではないかと思っています。