在宅介護日記

要介護2の父と要支援1の母の在宅介護生活を綴っていきます

拒否が増えた父

循環器内科へ通院

昨日は通院日でした。
不穏になったらどうしようと考えていましたが昼前にやはり不穏に。
昼食ができて呼ぶも「いらん」と。
行く気ゼロで困って母に父を呼んできてと頼んでみる。
母も「嫌よ、そんなの」となかなか引き受けてくれなかったがどうにか呼びに行ってくれた。

母「病院に行くならお昼ごはん食べていかないと。もうご飯できてるよ。」
しばらくすると父が項垂れながらやってきました。
やはり母パワー強し!

父はテレビを見ながら昼食を食べて落ち着きました。
歯磨きとトイレを促しタクシーを手配。
着替えを手伝いどうにか無事に行くことができました。

病院ではおでこのガーゼが目に入ったようで看護師さんが「どうしたんですか。転倒か何かにぶつかりました?」と聞かれてバツの悪そうな顔をしていました。

診察は前日、私が医師に転倒のことを伝えていたので主治医も優しく対応してくれて一安心。
「通院もリハビリのひとつなので頑張って来てくださいね」と言われていました。

これでどうにか訪問看護さんの指示書を出して貰えます。

今日は10時頃から不穏

11時頃、ベッドセンサーの点検に福祉用具さんが来た。
事前に一言伝えていたのだがベッドから動かない。

父に「センサーの点検してもらうからキッチンで待ってくれる?」と言ったが作業を見たかったようでベッドから降りたが部屋の隅にしばらく立っていたが5分ほどで消えた。

作業が終わり昼食の準備をする。
昼食はご飯と味噌汁だけしか食べずに部屋へ戻る。
福祉用具さんが来たのが気に入らなかったのだろうか?

入浴は慣れたヘルパーさんと楽しく入りご機嫌に。
風呂上りで暑かったので下着のままで部屋で過ごす。
「夕食までにパジャマに着替えてね」と促す。

夕食時

呼びに行くと下着のまま。
夕食が冷めるので「そのままでもいいからご飯食べよう」と声をかけキッチンに戻る。
10分経っても来ないので見に行くとパジャマに着替える途中だったが上衣がうまく着れなくて苦戦中だった。

少し介助をして着替えたが、いきなり泣き出し「ご飯はいらん」と拒否し寝っ転がる。
着替えがうまくいかなくて悔しかったのかもしれない。
しばらくそっとすることにした。

この状況では今夜は食べないかも・・・
しばらく時間をおいて声をかけるが「いらん」との返事。

困ってまた母に相談するもまたしてもなかなか動かない母。
10分ほど経ってからやっと母が声をかけてくれた。
しかし、「今はいらん」と言い「用意しているから食べたくなったらきなさい」と言ったら「はい」と返事があったそう。

20分後、父は母に「迷惑かけた」と謝ってご飯を食べていました。
夕食は完食。
機嫌も直りました。

些細な事で拒否が出るため本当に疲れます。
やはり徐々に脳の萎縮が進行しているのでしょう。
穏やかに過ごすのは難しいのかな。