在宅介護日記

要介護2の父と要支援1の母の在宅介護生活を綴っていきます

父の日

波乱万丈な一日

今日は父の日でしたね。
皆さん楽しく穏やかに過ごせましたか?
うちは疲れる一日となりました。

朝食を食べに来ない父

今日は朝から父が朝食に来なくて心配しました。
一度呼んだのですが天井を見てて不穏一歩手前だったのでそっとしてたら来ない。
9時半になったのでもう一度声をかけると「お腹すいたのに朝ごはんを食べさせてもらえん」と。
その後、「頭がおかしくなった」と言うので「ご飯食べていないから血流が悪くなってるだけだよ。朝ごはんあるから食べよう」と声掛けし誘導。

朝食は普通に完食。
ただ朝からデイのことを嫌だと言うので部屋に行き1時間ほど聞き取りをする。

デイに行きたくない原因

一番の原因は男性利用者の二人組がいつも海外の話をしているので会話に入れないことらしい。
海外に行ったことがないため話しかけられないようだ。
前に通所していたデイも常連さんがいつもかたまっていて会話に入れないということが原因で辞めています。

今の状況だとどこへ行っても難しいかもしれません。
デイを諦め訪問系を考えるほうがいいのか・・・
そうなると私の自由時間は消える😢

自主トレ

10時の水分補給のときに少し自主トレをしようと声をかけるも「きつい」と言い拒否。
お寿司を食べるので嚥下体操だけでもしたかった。

母は昨日のことを覚えていないのか普通通りでした。
寝たらリセットされたのかな?!

昼食

予約時間通りにお寿司到着。
お吸い物を作ってセッティング完了。
両親用にノンアルコールビールをグラスにそそぐ。
私はいつも通り白湯で乾杯。

桶で頼んでいるので父が食べやすいようにお皿に5貫ほど載せて醤油をかける。
ワサビはお皿のふちに少しだけ。←以前ワサビで泣いていたので控えめに。
笑顔で食べていたのですがハプニングが。

父の手がグラスに当たりテーブル上にビールが流れ、倒れた瞬間母にかかってしまいました。
母が「服の一部が濡れた」と言っていたので「着替えてきたら」と言い私が布巾で拭いていると父が突然泣きながら「もういい(寿司はいらない)」と言うので「お寿司まだ残ってるよ、母も怒ってないし続きを食べたら」と言いましたが部屋に戻ってしまいました。

母に謝りたかったのかもしれませんが失語症もあるので「ごめんなさい」という言葉が出なかったのかも。

その後、私と母はお寿司を食べ終わりダメ元で父に声掛けしてみることに。
「お寿司残っているよ、食べない?」
「ワシはもうダメだ」
「ビールが母にかかったことなら普通の人でもやっちゃうことあるから気にしなくていいよ。母も怒ってないし」
「そうか、腹が減った」
「食べに来て、用意しておくね」
誘導成功。残りのお寿司を全部食べることができました。
ビールも缶に残っていた分を注いでご満悦。

おやつの時間

今度こそ自主トレをしてからおやつに誘導と思い声掛けしますが「喉が渇いた」と言うことで水分補給させてもう一回声掛け。
「きつい」と言い眉間に皺が。
不穏だ。仕方なく諦めておやつを食べさせることに。
不穏でもおやつは食べることがあります。アイスだと不穏が消えるときも。

夕食

普通に食事し完食。
今夜は安泰だといいな。

着替え

カレンダーに目が留まり「明日はデイいかんぞ」と予告。
「絶対明日もきついから」と。
とりあえず着替えを終わらせて撤退しようと思っていたら興奮しだしました。
「あんなところ行くんじゃなかった」
「1回行ったらずっと行かんといけん。もう二度と行かんぞ」
「さっさとやめろ」
どうにか着替えが終わり逃げるように撤退。

就寝前

テレビで気が紛れたのか落ち着いている。
服薬させる。
カレンダーを見ようとしていたので目の前に立ち早めに電気を消す。
もう強行手段。
センサー入れて「おやすみなさい」と声をかけ就寝。

こんな1日でした。今日も疲れました。