在宅介護日記

要介護2の父と要支援1の母の在宅介護生活を綴っていきます

せん妄が続く父

拘束が終わらない

やっとリハビリが始まりいい感じになるかと思っていましたが甘かった。

テープ式おむつが気になるし、嫌なのだろう。
おむつ外しをしようとするためつなぎ着用は続く。

リハビリ時間のみベッドから離れてリハビリ出来るのだがそれ以外は点滴中はずっと両足拘束。
点滴がないときは片足拘束。

拘束なしだと反動で起き上がろうとするからかもしれない。

口からの食事は出来ないのだろうか。
ゼリーを食べていると言われたがどんなものなのか。
水分補給はアイソトニックゼリーらしい。

医師からの説明はまだない。
お盆休みなども入ったので調整が必要なのかもしれない。

せん妄中の会話

私「こんにちは、体調はどうかな?」
父「ココは大阪か?」
私「ココは山口県の○○市だよ」
父「○○市、いつ帰ってきた?」
私「少し前に帰ってきたんじゃない?」

父「違う、大阪のトイレを出たら迷って何が何だかわからん」
私「迷ったのかもしれないけどもう戻ってきたんだから大丈夫だよ」
父「確か、東郷駅から電車に乗って大阪に行った。そして迷ってもう何も出来ん」
私「ココは○○市の○○病院だから安心して」
父「○○病院か。いつ帰ってきた?一瞬で帰ってきた気がする」

私「もしかして夢だったとか?」
父「そうか、夢か」
私「よかったね、夢だったんだよ」

父「神湊に行った」
私「そう、よくアジを釣ってきてたね」
父「ココは大阪か?」

話が飛びまくって合わせるのも大変な状況。
大阪が出てきたのは親戚が住んでいて1回だけ父は葬儀に一人で行ったことがあったはず。
その時の記憶なのかもしれない。

お通じ問題

少し話すといきなり手足をバタバタさせ「大が出る」と騒ぎ出しました。
匂いはしませんでしたが近くに看護師さんがいたため声をかけチェックしてもらいましたが「出ませんでした」とのこと。

多分、また出そうで出ないという状況になっているのだと思う。

確かに点滴とゼリーだと出にくいかもしれない。 一度、チェックしてもらったのに2分後にはまた「大が出る」と騒ぐ。

看護師さんもいつもそばにいるわけではない。
匂いもないので気をそらせばいいのかと他の話をしてみる。

すると一時的に会話ができ落ち着く。
便秘のせいでせん妄が酷いのかもしれない。

死にたい発言

面会時間が過ぎたので帰ろうとすると「何もわからんし何もできん」「水も飲めんしトイレも行かせてもらえん、もう死にたい」「うちに帰りたい」と泣きながら言ってきました。

ずっと拘束されて自分で起き上がることや座ることも許されず天井しか見ることができない状況なのでおかしくなっても仕方がないのかも。

今後のこと

一日も早く転院させたい気持ちでいっぱいです。

うちに帰ってきたら点滴は出来ないからゼリーのみになり栄養が足りなくなり一気に弱っていくだろう。

トイレも自力で行こうとするだろうけど私が介助できる状態なのか。下手すれば一緒に転倒しそうな気もする。

転院の日が決まったらソーシャルワーカーさんから連絡が来ると思うが2週間過ぎたけど何もこない。
空きがないのだろうか。